気になる抜け毛

ここでは、女性によくある脱毛症についてご紹介したいと思います。

抜け毛の種類と原因

抜け毛と一言でいっても、その種類と原因は実にさまざまです。抜け毛対策に取り組むなら、まずは自分の症状をしっかり把握することが大切。間違った対処をすると、ますますトラブルが悪化する可能性もあるため、注意が必要です。

<びまん性脱毛症>

毛髪全体が均等に薄くなる症状。徐々に髪が薄くなっていくため、すぐに自覚できないのが特徴です。これは、女性にもっとも多い症状の1つ。とくに、中年以降の女性によく見られます。原因としては、老化、ストレス、間違ったヘアケア、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。びまん性脱毛症は、ヘアケア製品や方法を変える、生活習慣を改善するなどの対処によって、回復する可能性が高いものです。すぐに諦めず、正しいケアを続けることが大切です。

<脂漏性(しろうせい)脱毛症>

皮脂が過剰に分泌されることによって引き起こされる症状です。皮脂に汚れがこびりつき、雑菌が繁殖。かゆみやフケ、抜け毛の原因になります。対処法としては、シャンプーで皮脂を取りすぎないこと、皮脂の分泌を促す油分の多い食べ物、甘いものの食べ過ぎを防ぐことが挙げられます。

<分娩後脱毛症>

出産後の女性に多くみられる症状。妊娠中に増加していた女性ホルモンが正常に戻り、ヘアサイクルが一時的に変化。多量に髪が抜け、驚く人も多いようです。しかし、通常であれば出産後1年程度で自然に回復するので心配ありません。早期回復させたいなら、髪の成長に必要なカルシウムやたんぱく質を多めにとると◎。また、育児ストレスは症状を悪化させるので、適度な気分転換を心がけましょう。

抜け毛を予防するには

抜け毛を予防するには、正しい頭皮ケアを粘り強く続けることが大切。一度乱れたヘアサイクルを正常に戻すには、それなりの時間と労力が必要になります。一朝一夕に効果が出るものではないので、イライラせず、のんびり構えて取り組みましょう。抜け毛を予防する方法は、具体的に以下のようなものがあります。

  • 皮に優しい成分を含み、頭皮ケアできるシャンプーを選ぶ
  • 正しいシャンプーの方法を知り、頭皮を清潔に保つ
  • 頭皮マッサージで血行を促進させ、毛母細胞に栄養を届ける
  • 油っこいものを避け、ヘルシーな食事を心がける
  • パーマやカラーリングを控え、頭皮への負担を軽減する

抜け毛を予防するために、すぐ育毛剤を使ってしまう人がいますが、抜け毛予防の中で育毛剤の重要性はもっとも低いもの。それに、いくら良い育毛剤を使用したとしても、頭皮に皮脂が詰まっていたり、頭皮の血行が良くなければ、成分はまったく浸透しません。育毛剤よりも、頭皮に良いシャンプーを選ぶことが最優先事項です。毎日のケアを正しく続けていくことが、健康な髪を育てる頭皮づくりに繋がります。