髪に良い成分を知ろう

髪と頭皮にはどのような成分を与えるのがよいのでしょうか?積極的に取り入れたい成分とその効果を紹介しましょう。

ヒアルロン酸の保湿効果

化粧水などに保湿成分として入っているヒアルロン酸は、頭皮にも好影響。「頭皮に保湿?」と思うかもしれませんが、頭皮をケアする要素として保湿は重要な役割を担っているのです。頭皮は髪に覆われていますが、基本は顔や身体と同じ皮膚。適度に潤っていないと皮膚が弾力性を失い、些細な刺激で傷つきやすくなってしまいます。

また、乾燥してカサカサ状態になると、頭皮はそれを改善しようと過剰に皮脂を分泌。脂漏性湿疹などの頭皮トラブルの原因となってしまうのです。 シャンプーに含まれるヒアルロン酸は、頭皮の乾燥を防ぎ、適度に潤いを持たせてくれるため、頭皮環境の改善に繋がります。頭皮が潤うと隅々にまで栄養が行きわたるようになり、新しく健康な髪を育てるための頭皮ができあがりますよ。

活性酸素をを除去するヘマチン

ヘマチンは、動物の血液に含まれるヘモグロビンを基に作られる物質。毛髪の構成成分であるケラチンとの結びつきが強いため、ダメージで脆弱化した毛髪の強化・修復に効果があります。また、ヘマチンには毛髪に残留したアルカリを除去する働きもあります。アルカリとは、パーマや縮毛矯正、カラーリングに使われる薬剤に配合されている物質で、頭皮への刺激となる厄介者。それを除去することで髪や頭皮の負担を軽くし、頭皮環境を整えてくれるんです。

さらに、ヘマチンには老化を促進する物質である活性酸素を除去する働きもアリ。髪や頭皮の老化を防ぎ、髪の色を一定にしてくれるという効果もあるそうですよ。ダメージケアの修復だけでなく、老化も防いでくれる、非常に優秀な成分です!

おすすめの天然由来成分

<血行促進・育毛効果のあるセンブリ>

古来より漢方薬やお茶として親しまれているセンブリ。このセンブリは毛細血管を拡張し、頭皮の血行を促進させて抜け毛を防ぎ、毛髪の成長を活発にしてくれる薬効成分です。シャンプーだけでなく、育毛剤にもよく使用されています。 センブリは毛根への浸透性が高く適度な刺激を与えてくれるため、発毛促進に効果アリ。頭皮の炎症を防いだり、老化防止にも一役買ってくれるそうです。

また、血行を良くして皮膚温度を上昇させてくれるので、こり固まった頭皮も柔らかくなります。頭皮ケアの一環として頭皮マッサージをするなら、ヘマチン入りのシャンプーがおすすめです。

<天然香料のリラックス効果>

香料は、シャンプーやヘアケア製品に香りをつける目的で添加されています。「香りを付ける成分なんて、何だっていいのでは?」と思うかもしれませんが、この香料にも種類があるんです。香料は、大きく分けて「合成香料」と「天然香料」の2種類がアリ。合成香料の大半は原料が石油であり、合成界面活性剤に匹敵する毒素を持っているとされています。これが皮膚に残ると、アレルギーや頭皮トラブルに繋がります。

ちなみに、市販されているシャンプーやヘアケア製品の香料は、ほとんどが合成香料。成分表示には「香料」としか書かれていないため、判別が難しくなっています。 もう1つの「天然香料」は、植物の枝葉、果実、花などから取れる植物性の精油が原料。自然な香りが特徴で、頭皮や毛髪を傷めないだけでなく、メンタル面のリラックス効果も期待できます。なかでも、ブルガリアンローズはローズ香料のなかで最高級と言われており、その癒し効果はピカイチ。高貴な香りには、ストレスを解消したり、ホルモンバランスを整える働きもあるんですよ。

また、天然香料ではユーカリもおすすめ。ユーカリには消炎・殺菌作用があるため、頭皮に雑菌が繁殖するのを抑えてくれます。また、ユーカリの香りは感情の乱れを鎮静化する働きもあり、リラックス効果を高めてくれます。こういった効果は合成香料では得られないものです。心身の健康のためにも、できれば天然香料を使用したシャンプー・ヘアケア製品を選びたいものですね。