ヘアトラブルを防ぐ保湿法

頭皮が乾燥する原因の大半は、シャンプーによる皮脂の取りすぎ。市販されている一般的なシャンプーは洗浄力が強力すぎるため、頭皮に必要な分の皮脂まで洗い流してしまうのです。また、シャンプーに含まれる合成界面活性剤などの刺激成分が頭皮に残留してしまうのも、頭皮乾燥の原因であるとされています。

頭皮が乾燥すると、乾いたフケや酷い痒み、痛みなどを伴うトラブルが発生。頭皮のバリア機能が弱まり、健康な髪が育たなくなります。 頭皮の乾燥を改善・防止するなら、まず使用しているシャンプーを見直すことが大切。頭皮への刺激が少なく、天然の保湿成分を含んだものを選ぶとよいでしょう。次第に皮脂のバランスが正常に戻り、潤いと弾力のある頭皮へと改善されていくはずです。

頭皮保湿の方法

頭皮を保湿するもっとも良い方法は、自分の頭皮に合ったシャンプーを使うこと。ただ、空気が乾燥する冬などは、より保湿が必要になることもあります。ここでは、シャンプーの他に頭皮を保湿する方法をご紹介します。自分の状態に合わせて、適切な方法を選んでみてください。

<頭皮化粧水>

化粧水というと顔に使うイメージですが、頭皮専用の化粧水もあります。この化粧水は、頭皮の水分と皮脂のバランスを整えて、潤いのある健康な状態へと導いてくれます。保湿効果だけでなく、育毛を促進する成分や、雑菌の繁殖を防いでニオイを抑える成分が配合されているものも。

上手に使えば、頭皮トラブルの改善におおいに役立つアイテムです。 頭皮化粧水には男性用・女性用とあるので、購入するときは間違えないように注意しましょう。また、クリームタイプの保湿剤などもありますが、これは毛穴が詰まってしまうためおすすめできません。私的には、まんべんなく塗布できるスプレータイプが一押しですよ!

<オイル>

頭皮用のオイルは、化粧水よりも保湿力が高いと言われます。代表的な頭皮用のオイルに、ホホバオイルと椿油がありますので、そちらをご紹介したいと思います。 まずホホバオイル。これはホホバ科の植物の種子から抽出された天然のオイルです。分子構造が人間の細胞構造に似ているため、皮膚になじみやすいという特徴があります。

シャンプー前にこれでマッサージをすると、毛穴の皮脂を浮かせる効果があるそうです。もちろん、シャンプー後の保湿にも使用可能。皮脂の過剰分泌を抑え、頭皮を健康な状態にしてくれます。天然成分でありながら意外と安価であるため、使いやすいオイルだと思います。 次に椿油です。椿の花の種子から取ったオイルで、古くから髪結いのときなどに使われてきました。

椿油は皮脂の主成分であるオレイン酸を含んでおり、不足した皮脂を補うのに最適。ベタつくことなく頭皮になじみ、栄養を行き渡らせてくれます。また、椿油に含まれるサポニンには殺菌作用があるため、雑菌の繁殖を防ぐ効果も。使用することで、健康で清潔な頭皮を保つことができるのです。

生活習慣の改善

頭皮の乾燥を防ぐには、生活習慣の見直しも大切です。とくに気をつけたいのは、ストレス。過度なストレスは自律神経を緊張させ、頭皮をこわばらせます。血管も収縮し、血行や栄養の循環が悪くなってしまうのです。血行不良は頭皮や毛髪の健康にとって大敵ですから、これは大問題です。

糖分や油分の多い食事や、アルコールの取りすぎも皮脂の分泌バランスを乱すもとなのでNG。強い紫外線も頭皮にダメージを与えるため、帽子や日傘でのガードが効果的です。日常生活の中にも、頭皮のためにできることはたくさんあります。シャンプーや頭皮マッサージの効果をより高くするためにも、積極的に取り組んでみましょう。